« 2005年9月 | メイン | 2005年11月 »

2005年10月

2005年10月31日 (月)

クロシタナシウミウシ

Owxeohtm
瀬戸内海の生き物シリーズ No91

 「クロシタナシウミウシ」




播磨灘の海域でもっともウミウシらしいウミウシですかね
この写真は宙を飛んでいますが、本来飛びません(泳ぎません)
たまたま触ってたら浮いちゃって元に戻らなくなってそのまま
飛んでる状態を写しました。そしたらこの方がよく分かるので
こっちを採用。
この子はちっこいです。体長3cmぐらいまで。
特徴は黒い体にスカートの部分が白くなっていることですね。


2005年10月27日 (木)

コカモガイ

P0wblivj
瀬戸内海の生き物シリーズ No90

 「コカモガイ」




播磨灘の海域でカサガイの中では一番小さいっ子。
2cmぐらいかな?
特徴はめだった貝殻の模様がなくツルンとしている。
あまり見かけませんねぇ・・ってか意識してないからかもですが・・

播磨灘でよく見るよく似た一枚貝
memo マツバガイ
memo ヨメガカサガイ
memo コカモガイ
memo アオガイ


2005年10月26日 (水)

オニオコゼ

Wrtptidq
瀬戸内海の生き物シリーズ 

 No89

「オニオコゼ」

でぇ〜ん
見えますか?
正面きって居座っている
お姿

いちおこの子の毒は
強烈な部類に入りますので
ご注意あれ

南国には人を殺傷するほどの
オニダルマオコゼがおられますんで
なおご注意

しかしこの手のオコゼはいつ見ても
ユニークですね

2005年10月25日 (火)

播磨灘を潜る:10/25

Einkne9o 天気のわりに今日は波が荒かった
でもグロットは大きな岩だけに
波の背の東側なら波の影響がない
でも流れがやはり・・
濁りもあるようなので
今日は用心で一眼を置いて
デジカメだけでトライ。
そんで、ドライスーツの出番です
水温20度。視界1m
相変わらず視界が取れない
でもでも今日は大きな収穫がありました
波と流れのおかげで
東側をゆっくり丹念に調べられたので
沢山の生き物を確認できました

ヒットはオニオコゼくぅ〜んです!(明日シリーズ内でアップします)
あと小さな綺麗なエビの巣・・ん〜なんだろう?
必死に覗いたけど分からない、写真も今一で確認できない
でもでもなんとなくだけどサラサエビっぽいです
もしそうならニューフェイス!でぇ〜す
やっぱグロットは起伏に富んでるから調べれば調べるほど面白いかもです

さて写真のクジメなんですが、口元にハオコゼが居るのわかりますか?
別にクジメがハオコゼを襲うとはしてるんではないけど
仲良く寄り添って寝てる?なんだかとっても微笑ましくシャッターを切りました
しかし今日は一眼を置いて入ったのが悔やまれました
まぁこれで岩が大きいので波や流れを背にして安全域を確保して十分楽しめるって事が
わかったので以後は撮影に専念できますね
春が楽しみだぁ〜〜




2005年10月22日 (土)

マツバガイ

Qfzh6wuo
瀬戸内海の生き物シリーズ No88

 「マツバガイ」




播磨灘の海域でカサガイの中では一番大きいっ子。
3cm〜5cmほど。
特徴は大きいのと放射状に伸びた模様ですね
あまり多くは見かけないのと、生息場所は限られてるかな?
何処にでも居ませんが居るとかたまって生息しています。

播磨灘でよく見るよく似た一枚貝
memo マツバガイ
memo ヨメガカサガイ
memo コカモガイ
memo アオガイ

2005年10月21日 (金)

メリベウミウシ

Hfjkfv3g
瀬戸内海の生き物シリーズ No87

 「メリベウミウシ」





宇宙人のようですな
知らない時にこの子を見て「なんじゃこりゃ?」とつぶやいたほどなので
この子はなんじゃこりゃ君の一人です(笑)
右が顔になって丸い部分は口です。この大きな口をあけて食べるそうな
体は半透明で煙突のようなもんが背中に何本も突っ立っています
その用途はしりましぇぇ〜ん。
だいたいウミウシは冷水温の時に多く見られるのでちょうど晩夏あたりから
秋に一番多く見られますね。
地元の海ではこの子が一番多く居るウミウシです。


2005年10月19日 (水)

ヨメガカサガイ

Zj_uvxp0
瀬戸内海の生き物シリーズ No86

 「ヨメガカサガイ」




カサガイのなかでもっとも多い貝かもしれませんね
の手の一枚貝は似たような貝が多くて悩みますが
ヨメガカサガイの特徴は1cm〜大きくても3cmほどまで
貝殻の表面がまだら模様になって裏が真珠色です。
曲者の似た貝でアオガイが居ますが裏が青い事で見極め。
細かく言い分けるときりがないし専門ではないのでおおざっぱな
説明ですのであしからず
もしかしたら写真はアオガイかもしれません。

播磨灘でよく見るよく似た一枚貝
memo マツバガイ
memo ヨメガカサガイ
memo コカモガイ
memo アオガイ


2005年10月18日 (火)

播磨灘を潜る:10/18

Oaivakw3 なんとか台風もそれてくれて
グロットに潜ってきました
今日は前回の綺麗な海藻を
フイルムで撮ろうと、久しぶりに
一眼を準備してトライ!

水温22度、視界1m。
タンクの残量を考えて西側だけに限定
想定どおり前回の海藻の場所には
たどり着けませんでした。
視界がないのと、同じような岩が
入り組んでいるので、
何処だったのか皆目分からない
沖側まで出ると今日は少し流れがあったので断念
視界不良で流れがあるとけっこうストレスが溜まるもんです
とはいえここを潜る以上流れは避けて通れないかもね
しかたなく今日はこの辺を探索する事に・・

さてこの辺の海はココに限らず水深2.5mを境に、海藻が茂ってる水深域は2mまで
3mを超えるとヘドロのチリに埋もれた死の世界になってしまう。
今日も天気がよかったとはいえ雲が多い空だったので一瞬に海底は暗くなります。
写真は水深3mあたりで上を向いて撮っています
ご覧のようにたかが3mでも海面は確認できません
ただここは大きな岩が立ち並んでいるので岩の上から底が見えない海底まで一気に
落ちていく(-4mですが)スリルは闇夜の中に吸い込まれていく感じでなんとも言えない
けして気持ちいいとは言えないけど考えようによっては醍醐味はありますね
4mまで潜ると30m程潜ってる気分を味わえます。

今日は生態系的な視点でも探索してみました。
頭の上ではクロダイが回っています。
クジメもそこそこ大きめなのが隠れていたり、これまたそこそこのカワハギとご対面できたりと・・
この辺で言う大物が居座っていますね。
ただ、あれほど穴だらけなのにタコがまったく居ない、カニの姿を見ない。
小物系の生き物達がまったく居ません。なぜだろう?
あの環境なら居てもおかしくないのに・・

それと今日は補足で昔このポイントで確認したアマモを探しに行ってきましたが・・
いない!
それもそのはず海底は砂を抉り取られて石だらけになってる
そうです、ここも昨年の台風23号で環境破壊を受けていますね
この場所に小さな生き物達が確認できないのは全て23号が流してしまったのでしょう。




2005年10月17日 (月)

イソスジエビ

Rdzdie2f
瀬戸内海の生き物シリーズ No85

 「イソスジエビ」




ヘヘ、これじゃどこにいるかどんな子かもわかりませんね
なんせスケスケで阪神タイガースもどきです。
大きな写真にすると分かったんですが・・
一連の流れ作業のスキャニングでそこまで気が回らなかった
ごめんあそばせぇ〜
で、むかしこの子達が必ず居座る穴があったんですが、
昨年の台風23号で砂に埋まっちゃいました。
それ以来見かけることはありませ〜ん。って見つけられないとも

でも一度この子達の集団移動を見かけて、まるで妖精のように
海中を一列になって泳いでいく姿は感無量でしたね
透明の体が太陽に透けて、長い髭がすぅ〜と伸びて
思わずカメラを構えたけど、あまりにもスケスケでピントを
合わせられませんでした。残念無念。


2005年10月12日 (水)

クサフグ

Km4ft8rj
瀬戸内海の生き物シリーズ No84

 「クサフグ」

この子とは色々ゆかりがあったので少し写真は大きめにしました。
地元の海では晩夏あたりからチョロチョロ見かけるようになります
水面から見ると明らかに他の魚と比べてズングリムックリしてるので
すぐに見分けられるでしょう。
ただけっこうすばしっこいです。時折砂に潜って寝てるのか隠れているのか?
定かではないけど・・こうやって岩場にじっとしているのは珍しい。
さてフグと言うからには丸くこの子も膨れます。
そして毒もちゃんと持っているのでけして食べないようにネ。

「クサフグの産卵」ってご存知ですか?
自然観察のなかでウミガメの産卵についで感動すると言われるシーンです
2年ほど前かな?地元の海岸でクサフグ達が岩場に打ちあがってるのを見てもしや!と思い
色々産卵場所の条件と時期を調べた。
するとどうしてもその場所が全ての条件を満たしてしまう。
こうなると姫路水族館!このあたりでのクサフグの産卵の可能性を聞くと問題なくある
との事。しかし人が立ち寄らない場所で夕方から夜にかけて行うからまったくもって
確認した人がいないらしい。
それならと、場所を確定できているとしたなら・・
あとは産卵日と時間を割り出して見に行こうと計画までも立てたけど
ちょうどその日雨になって行けなかった。
その次の産卵日は夜になってしまっていたので断念。
そりゃぁ〜あんた、産卵場所っていうからには人が立ち入らない静かな場所
言い換えたらちょっとやそっとでは行けない、いや、行かない場所とも
そんな所に一人で夜に行けますかいなぁ〜お化けがでたら怖いでしょ(笑)
ただでさえ霊感がめっちゃ強い人やのに・・
で、クサフグの産卵とサンゴの産卵は潮の満ち引きのその時間で割り出す事がゆいつできる
一度は見て見たい、クサフグの産卵。
感情豊かな子供ならそのシーンに涙を流すというぐらいなのだから・・
といいながらそれっきりになってるけど、はたして産卵場所だったのか?
もしそうだったらとんでもない発見だったけどね
しかしまぁ俺もあちこち海岸を探索してるもんだわさ(笑)



2005年10月11日 (火)

播磨灘を潜る:10/11

Paeisdop
今日はなんとか雨まではいかなかったけどどんより曇り空
悩んだけど、ここ3週間も潜ってないから頭の皿が乾きかけているので
意をけして潜ってきました。
もちろん、グロットの潜水調査です。
予想よりも水温が高くまだ24度もあります。
これじゃ当分台風はまだ発生するでしょうな。
ところで気になる視界ですが前回は0cmだったけど
今回は少し見えて1m強は見えてたかな?

今日は前回と違って潮はドン引き、前回が大潮の満潮だったんで
その潮位の差は1mもあります。よって前回水深4mの所は今回は3m。
ただ今日は潮が引いていたので釣り人が一人竿を立ててました
ん〜困ったぞと、でもコースを変えるわけにはいかずそのまま入っちゃった
時折顔を上げて釣り人に近づきながら、出ては潜り出ては潜りを繰り返すと
さすがに釣り人も興味を示してきて岩の上と海中とで座談会が始まった
挙句に今日は釣はやめたからどうぞと譲ってくれた
最後は気おつけてねとまで・・ん〜なんて親切なぁ

そんな事はいいのだが、さて、このグロットの大きな岩を今日は
一気に一周しちゃいました。
心配だった沖側の水深はMAXで4m、前回の換算だと5mになりますね
ただ西側は予想通りリアス式のように岩場が入り組んでいるおかげで
迷う迷う(笑)入っては行き止まり、行っては行き止まり
ここはコンパスを注意深く見ておかなければ方向を見失う場所です。
まぁ浅いので「ん?」と思ったらすぐに顔を出しましょう
って、俺は誰に話してるんだか?(笑)
生態系的にはまだ不明ですが、さほど期待は出来そうにないですね
でも大きな岩が入り組んでいるし小さなハングがあったり穴があったりと
探索には面白い場所かもしれません。
今日はゆっくりだけど1時間は入っていたのでそのぐらいは遊べますな。
上の写真は一箇所だけに綺麗な紫色の海藻が茂っていてウニとのコラボを撮って見ました
フィルムだとエダサンゴ的に偽装で撮れそうなんで、チェックポイント!
あとライオン岩のポイントではなかなか撮らせてくれなかった
クサフグがジィッと居座ってくれたおかげでそのお姿を納めることができやした

さてここグロット、相変わらず上り下りがヘロヘロにはなるけど
もう少し生態系のポイントを見極めると愉快な場所かもしれませんね
って事で今回で外周が把握できたので
次回からは生態系と岩の位置づけを把握しながらしばらく調査を続けます。
それに海底がガレなのでまだまだ奥には行けそうな気もします
これでニューポイントは確定しましたが、やはり便所が遠いのが・・




2005年10月 7日 (金)

アミメハギ

Imtrbhya
瀬戸内海の生き物シリーズ No83

 「アミメハギ」





キュウセンについで地元の海では賑わいをかもし出してくれる子
チョロチョロと泳ぎ回るさまは実に可愛い。
カワハギの子分みたいな存在ですかね(笑)
で写真を二枚用意したのは、
上が本来のアミメハギの姿でまさに網目模様。
下の写真が、稚魚だからなのか?たまたま緑の海藻に隠れるがゆえに
擬態変色してるのか、春に多く見かけるアミメハギの緑バージョン。
カワハギはバック泳ぎが得意です。まぁとにかく顔といいしぐさといい
可愛いっすね。

Mf3ot5fn

2005年10月 6日 (木)

ドロメ

Dkk11ifd
瀬戸内海の生き物シリーズ No82

 「ドロメ」




ドロメ・・いったい何からそんな名前がついたのでしょうかね
俺的には砂地に居るのがマハゼ、岩場に居るのがドロメとしています
正解ではないでしょうけど、それ以上詳しくは判別してません(^^ゞ
ちなみに川に居る子はチチブです
ココまできたら さぁ〜〜ぱりわかりませ〜ん


2005年10月 3日 (月)

シマハゼ

Hflwidjo
瀬戸内海の生き物シリーズ No81

 「シマハゼ」




名前なんですが・・・
図鑑なんかではアカオビシマハゼ。姫路水族館ではシマハゼ。
どっちなんでしょうかね?
いちお播磨灘は姫水がスペシャリストなんでそれに従っています

この子は私の調査区域では水温が低い時にしか見ません。
大体20度ぐらいまでかな?、だから夏場は見かけません。
20度を境に水が一気に濁るから、この子は水温が原因なのか
濁りが原因なのか定かではありません。
と言うのもミドリイソギンチャクが濁りを極力嫌がるので濁る夏場は
一切見かけない、それと同じかもしれませんね。


2005年10月 1日 (土)

キュウセン

Ww4u5thx
瀬戸内海の生き物シリーズ No80

 「キュウセン」




言わずと知れたベラですね。
ここ播磨灘で視界を華やかに彩ってくれている魚としての存在は
不動の魚です。
ひじょうに人懐っこくて愛嬌たっぷりの魚。
基本的になんでも食べますが好物はウニ、贅沢な食通ですね
あと砂の微生物も好んで食べるので海に入って遊んでいると足で砂を
かき上げた時に舞い上がる微生物をかいつまみに足元に寄って来て
いますので注意して見ておいてください。
さてこのキュウセン、この子は語ることが沢山あります。。
まず写真で分かるようにオスとメスとではまったく違う魚のように
体の色や模様が違います。上がメスで下がオスですね。
この事から釣師には赤ベラ(メス)青ベラ(オス)と区別されています。

Pa15mfpm そしてこの子達はハーレムを作る習性があって数十匹のなかでオスは1匹だけ
縄張り意識も強いので混合して生活はしません。
よってオスを見つけるのは至難だしメスに比べて警戒心が強いのでなかなか
撮影は難しい。
さてなぜオスは1匹なんでしょうか?
答えは始めはみんな全てメスなんです。つまり性転換をする。
ただ〜し!勘違いされてる方が多いのですが・・・
全てのメスがオスになりうるわけではありません。
メスの中でオスになりうる特異体質のメスだけがオスになる事が出来
しかもオスが死んだ時(釣られた時)その中の一番大きなメスがその役目を
補います。このことでハーレムを維持形成しています。
そしてこの子の習性で忘れてならないのが冬眠をする事でも有名。
砂に潜って冬を越します。一説には水温が17度を超えると出てくる事から
春の訪れを一番教えてくれる魚でもあるんですよ。